カードローンを利用するときはお金を多額に使うという感覚がなくなります。

 

信販系などは、買い物するときにリボ払いが可能で返済金額も自由に選べます。私の場合も、最初は結構な金額の買い物をしても月単位での最低返済限度額は1万5千円程度のものだったのです。1万5千だったら払えそうな金額に思えてしまうのが恐いところです。

 

最低返済限度額で支払を続けていると、あっという間にその倍の返済限度になるのはあっという間です。

 

その当時、急に引越しを余儀なくされたり、アルバイトの時間を減らされたりなど不遇な事が立て続けに起こったので、もう学校どころではなく、とりあえず迫り来る請求になんとか対応しなければと躍起になっていました。

 

3社のみのカードローンの借り入れで気づいたら月に5万円近くの借金をするという状況に陥ってしまったときは、カードローンの利用を始めてたったの1年ぐらい経ったときです。でも抜け出せない。逃げられない。とりあえず、目の前に次の返済はどうしようという気持ちです。

 

誰の助けも得られない状況だったので、緊急時に以前作っておいた消費者金融の借り入れまで手をつけてしまいました。

 

無事なんとか学校は卒業できて、社会人になってもこの借金地獄は続きました。

 

とりあえず、生活費よりももらったお給料はできる限り返済をする日々。“なんのために仕事をしているのだろう”と思いながら、過ごしていました。

 

そんなある日、仕事先の先輩から過払い請求というものがあることを教えてくれました。過払い請求についてまったく知識がなかった私は、インターネットでとりあえず調べてみることにしました。

 

アヴァンス法務事務所