初めてカードローンの存在を知ったのは学生の時です。アルバイトで月10万円を稼いで東京で一人暮らしをしていました。反対を押し切って上京してきたので、親は学費だけを援助してもらいましたが、仕送りはゼロ。

某デパートのショッピングカードが学生でも作れると聞き、知人の力を借りて作りました。(保護者を偽ってもらいました)

それからというもの、カードローンの怖さをあまり知らなかった未熟さって恐いです。“使えるお金がこれだけある”と思い、毎日のように買い物三昧。洋服や家具などを買いまくっていました。支払いはなんとかなる、アルバイトで多く稼げばいいんだ・・程度の甘い気持ちがありました。

最初の請求額は3万円ほど。その時に付いていた金利のことなど気にもとめず、とりあえずその場凌ぎで支払いをしては、返済をするという日々が続きました。

その間も買い物は止まらず、同時に生活費も支払わなくてはならないという、みごとに負債のスパイラルにはまってしまいました。

支払いができないときは、別の信販系のクレジットカードからキャッシングを行なって支払うという始末。18%ほどの金利でしたが、あっという間にほぼ金利を返済しているという状況でした。

月額リボ払いで返済金額の最低限度額で返済するという形態が一番、こういう事態を引き起こす恐れがあります。

 

アヴァンス法務事務所